これはそう
心に壁を築いた男の
壁にドアが出来
そして壁もドアも
無くなる迄の物語
BREAKDOWN
Prince&3EG
Listen to me closely
As the story unfolds
This could be
The saddest story
Even been told
I used to want the house
With the biggest pool
I've been missing out
I just feel like a fool
音楽としてだけでなく
物語としても聞いて欲しい
人類史上最も
惨めかもしれない
僕の物語
身の丈以上で
在り来たりな夢を抱き
身の程を知った男が
己の愚かさを嘆く歌を
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
皆 僕を傷付け続ける
世界も 愛する人も
家族も 自分でさえも
そんな僕が変化を求めた…
I used to throw the party
At the New Year's Eve
First one intoxicated
Last one to leave
Waking up in places
That you would never believe
Give me back the time
You can keep the memories※1
…1999年の大晦日
僕が開いたパーティで
最初に舞台に立ったのも
最後まで残っていたのも
唯一人 僕だけだった
ふと気付けば 僕は…
君も御存知の通りさ
あの日に戻れたなら
今度こそ きっと僕は…
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
Keep breaking me
Down, down, down…
過去は僕を壊し続ける
地獄のような裏切りと
失望と過ちの記憶が
僕の心を千々に砕く
Every book I've read
Said that I would meet
Somebody like you
(Somebody)
Whenever I was sorry
So sorry for the things
I used to do
A journal full of numbers
That I used to go through
(A journal full of numbers
That I used to go through)
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7…
All behind me now
All because of you
(All because of you)
Uh,Uh,Uh-Uh-Uh
僕の読んだ本には
魂揺さ振る何かに
いつか巡り会うだろう
と決まって書かれてた
後悔に後悔を重ね
己の業に押し潰され
全て壁の向こうの
出来事みたいに
(何もかもが数字の様な
記号としか感じられない)
人生を過ごしてきた
けれど今は違う
全ては君のお陰だ
君が居てくれたから
君と出会えたからこそ…
(Keep breaking me
Down, down, down…)
You keep breaking me
You keep breaking me down
(Keep breaking me
Down, down, down…)
I don't wanna wanna walk out
No, no, no, no no
Ah-Ah-Ah-Uh-Huh
(Keep breaking me
Down, down, down…)
Don't wanna go down
Down, down, down, down
DOWN…
(Keep breaking me
Down, down, down…)
君は僕の壁を壊し続けた
こんな僕に触れようと
僕はここから出たくないのに
やめて やめておくれよ
理解されたいなんて
望んじゃいないんだ
望んでなんて…なんて…
See there's a door
That you can walk through
Where there used to be a wall
I don't care,
(Down, down, down)
it's cool
As long as you catch me baby
(Catch me when I fall)
If there's ever a fall※2
君がやってきた扉を
昔は壁だと思ってた
ああもう 降参するよ
君と共に在れるなら
外もきっと悪くない
(責任は取ってもらうよ)
君が壁を壊したのだから
(Down, down, down)
Closer to the breakdown
(Closer to the breakdown)
The closer we get down
The closer we get down
(Down, down, down)
The closer we get
The closer we get
To the BREAKDOWN…
新生の時がやってきた
(輪廻の時がついに)
最後の壁が遂に
取り払われる
繭と別れて
さあ 始めよう
新しい物語を…
君=音楽
=これを読む貴方にとって
この曲を聞く人にとって
歌う人にとって
人生を人生足らしめる
生きがいであるもの
魂を震わす何か。
吉良吉影にとっての手首
壁は心の壁、ATフィールド
心の鎧。
心を守る為の母胎とも
言える。
(Affirmation IIIより)
You’ve probably felt
For many years in your former life
That you were separate
From not only others
But even yourself.
Now you can see
That was never the case.
You are actually everything
And anything
That you can think of.
All of it is you
長い眠りに就くその前
恐らく貴方は幾年も
他者に対してのみならず
自分自身に対してさえ
その間に「壁」があると
感じてきたことでしょう
しかし 貴方は今
漸く気付いた
「壁」は「扉」だったと
本当の貴方とは
貴方が想う貴方自身
その全てで在り全てで無い
それこそが貴方なのです
自分が体験している事の筈なのに
全てがまるで画面越しの出来事の
ように感じられる。
心に壁を築いた男にとって
守る為に築いた筈の壁が。。
壁はいつしか心と身体を切り離し
壁は心に成り代わり
身体を勝手に動かすようになる
心の動きも身体も全て
他人事であるかのように…
しかしそれは自然な事であると
気付き、気付かされ
壁を壊し、壊され、本当の自分を
見つけ、取り戻し、新生する
それこそ この曲の物語。
最も惨めで、哀れで
悲しい物語かもしれない
彼の物語
BREAKDOWNとはつまり
心の壁という母胎からの
新生、輪廻の事。
輪廻。プリンスを紐解く
キーワードの一つ
彼のアフロから始まり
アフロに終わる物語は
Positivityの水のせせらぎが
👁 Noに繋がっている
という話を思い起こさせます
ピアノ&マイクロフォンツアーで
彼が良く万華鏡のアートを
使っていたのもまた
アフロから始まり
アフロに終わる彼の物語
の暗示であったように思います
その象徴としての曲だからこそ
彼はこの曲を特別扱いしたのでは
無いだろうか
※1
つまりはレボリューション期の
己の間違いを悔いるプリンスの告白。
バンドメンバーや恋人を失った
その傷を打ち明けて居る
のではないか。
目覚めれば
つまりミスに気付いてみれば
最初にレボリューションを
結成した時には
誰もが予想しなかったような
結果になっている。
あの日々に戻れたなら
自分は間違わないのに…
つまり間違えた結果
メンバーや恋人が
忘れてしまいたくなる
ような事があった。
それを表現していると思われる。
※2
君が壁を取っ払ったんだから
僕は前よりずっと弱くなってるんだ
だからもしもの事があったら
助けてよねっ!って事
追記
Touch Me
Now I can touch
Now I can feel
But who will touch me
And know that I am real
Who will touch me
Who will touch me
Who will?
壁は取り払われ
今や僕は直に触れ
感じることができる
けれど 誰が僕に
触れてくれるというのだろう
本当の僕を
知ろうとしてくれるのだろう
一体誰が僕に
触れてくれるというのか
誰が?
May you
Sweet
May you
Come to me quickly
Heed what I say now
Reach out and touch me
Reach out and touch me
Reach out and touch me
Me
もしかしてそれは
かわいらしい
君かい?
今すぐ僕の元に来て
僕の言葉に耳を傾けて
僕に触れて
僕を救って
僕に触れて
僕を救って
僕を…